[とくダネ!ナオキ 第124話]無知と早合点
筆者は早合点な性格なので看板やポスターの記載をよく読み違えます。
先日も次の看板の店名をビアボンバーと読み違えてしまいました。

そもそも筆者はビアポンがゲームの名前であることを知りませんでした。無知が早合点を加速したわけです。ビアは知っている言葉なので残りの4文字を知っている言葉に当てはめてボンバーと読み違えてしまったわけです。自分らしいと言えばそうなのですが、おはずかしい。
ご存じない方のためにビアポンについてGoogleのAIモードによる説明を記載しておきます。
長いテーブルの両端に、水やビールが入ったプラスチックコップをボウリングのピンのように10個ずつ並べます。2つのチームに分かれ、相手側のコップを狙ってピンポン玉を交互に投げ入れるという非常にシンプルなルールです。
- 勝敗:先に相手のコップすべてに球を入れたチームの勝ち。
- お酒との関係:本来は「球が入ったコップのビールを飲む(そしてコップを片付ける)」という飲み会ゲームですが、日本の多くのバーでは衛生面や誰でも楽しめるようにコップには水を入れ、ゲームの進行に合わせて手元のドリンクを飲むスタイルが一般的です。

日本ビアポン協会のWebサイトより
恥かきついでに、ポスターの意味が読み取れなかった例をもう一つ。
次のポスターを駅の構内で見たとき、日本語のコピーの意味がよく分かりませんでした。

このポスターのコピーは「月と星と美術がつなぐとき」と読み取れます。文法的に解釈するなら、最後の「とき」は時間を表す形式名詞です。「場合」と同じ意味で使われることもあります。「つなぐ」は他動詞です。しかし、このコピーに目的語は書かれていません。目的語が何なのかは、筆者には想像できませんでした。「とき」が形式名詞ではなくつなぐの目的語としての「時」かもしれないとも考えました。しかしこれだけでは妥当な判断はできませんでした。
しかし、よくよくポスターを見ると「月と」の下に英語のコピーが書かれていました。拡大すると次のとおりです。

和訳すると
月と星と…
美術が時と人と物をつなぐとき
となります。日本語のコピーからは、この内容は想像できません。「月と」「星と」が「つなぐ」の主語でないことは英語を読まない限り分かりません。デザイン的に「美術」の上の縦の直線が英語の…の役割をしているらしいことは英語のコピーを読んで初めてわかりました。
では「月と」「星と」は何を意味しているのでしょう。ポスターの絵を見れば上の円が月で、下の円内に書かれているのが星座ではないかとも想像できますが、あくまで想像です。コピーライターの意図は私には伝わってきません。
千葉市美術館さん、もっとわかりやすいポスターを作ってください!