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事例紹介

翻訳

AI × プロの目で多言語・大規模翻訳プロジェクトの品質向上支援

30言語・8万ワードのヘルプガイドを
約2か月で高品質にローカライズした導入事例

製品のグローバル展開において、多言語マニュアルやヘルプガイドの迅速な制作は欠かせません。しかし、言語数の多さや短納期、専門性の高さが重なると、従来の確認作業だけでは品質維持が難しくなるケースがあります。

当社では、AIを活用した品質チェックと、熟練の訳者・翻訳コーディネーターによるレビューを組み合わせることで、30言語・8万ワードにおよぶ大規模プロジェクトを約2か月で完遂しました。(2025年)

プロジェクトの背景と抱えていた課題

製品の高度な機能や専門用語を含むプロ用カメラ向けヘルプガイドの多言語展開において、約170トピック・8万ワードという大規模なコンテンツを、約2か月で30言語へ展開するプロジェクトを支援させていただきました。

これまで当社では、Tradosをはじめとする翻訳支援ツールを活用し、過去の翻訳資産によるコスト削減や表現の揺れ軽減に取り組んでまいりました。しかし、従来のツール運用だけでは以下のような課題が存在していました。

  • 膨大なレビュー工数
    対象言語数が多く、人手による確認だけでは膨大な時間と負担がかかる。
  • ヒューマンエラーの検出難易度
    類似文における微細な変更漏れ(肯定・否定の違い、On/Off、To/From、Input/Output、数値や動詞の違いなど)の発生。

これらは文章上の差異こそ少ないものの、意味としては大きく異なり、製品の誤操作に直結する重大なエラーとなり得ます。最小限の人的リソースで、これらのエラーを短期間で精度高く見つけ出す仕組みの構築が求められていました。

課題解決に向けた取り組み
〜AIとツールによるダブルチェック体制〜

当社では、AIを活用した品質チェックの仕組みを導入し、全30言語において重要度の高いエラーを抽出するプロセスを構築しました。

1. AIによる重要エラーの自動検出

意味の大幅な欠損や誤操作につながる誤訳をAIが迅速に検出。適切なAIプロンプトチューニングを行うことで検出精度を高め、抽出された結果を翻訳コーディネーターと訳者が確認・修正する効率的な品質管理プロセスを確立しました。

2. 専用ツールによる数値・表記の一致確認

製品名称や画面上のUI表記、数値の不一致については、AIとは別の専用ツールを用いて検出。人の目では見落としがちな微細な表記揺れや不一致をカバーしました。

導入の成果

AIによる自動化と専門スタッフの知見を掛け合わせることで、以下の成果を達成いたしました。

  • 大規模・短納期プロジェクトの完遂
    30言語・170トピック・8万ワードに及ぶコンテンツを、約2か月という短期間で無事完遂しました。
  • 重大な翻訳エラーの早期発見
    従来の目視確認だけでは発見が難しかったクリティカルなエラーを初期段階で検出し、コンテンツ全体の品質向上に貢献しました。
  • レビュー工数の削減と納期遵守の両立
    AIと人の役割分担を明確にすることでレビュー工数を大幅に削減し、高い翻訳品質を維持しながら厳格な納期を遵守しました。

大規模・短納期の多言語ローカライズは当社にお任せください

当社では、従来の翻訳・多言語DTPサービスに加え、最新のAI技術を取り入れた品質チェックを組み合わせることで、大規模・短納期・多言語案件においても高品質なローカライズサービスを提供しております。

「多言語展開のレビュー工数を削減したい」
「短納期でも品質を落とさずに展開したい」

といったお悩みをお持ちの企業様は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。